こんにちは。たっちゃんです。

今、大学院生室から初投稿となります。

山田さんからのリクエストにお答えして(笑)、

ちゅーピー、U10予選を終えての感想を

書こうと思います。

 

ただ、後藤田が子どもたちの現状について、

触れることがないくらい詳しく書いてくれているので、

僕はリトルの子どもたちにどうなってほしいか

そのために何を伝えているかを書こうと思います。

少し長くなりますが、ご容赦下さい。

 

まず、僕は子どもたちにサッカーを指導するときに、

「今のプレーは何が問題なの?」

「なぜそうなってしまったの?」

「そのプレーを改善するために、誰が何をするの?」

という質問をたくさんしています。

 

サッカーはミスをたくさんするスポーツです。

ミスをしてしまったときに、

「自分」は何がダメだったのか?

「仲間」に何をしてほしかったのか?

「誰が」「何を」改善すれば、次にうまくいくのか?

これらを子ども自身が考えることでミスをなくし、

プレーを良くすることができると僕は考えています。

子ども自身が考えて納得しなければ、いくら僕たちが

解決法を与えても子どもはすぐ忘れます。(笑)

 

そのために、子どもたちは嫌かもしれませんが、

練習や試合の中で、プレーを止めて、

一つ一つの質問を子どもたちに投げかけ、

子どもたち自身に考えさせる時間を作っています。

また、サッカーノートを持ってくる子どもたちにも

できたこと・できなかったこととともに、

次にその問題を解決するためにはどうするか

ということを、書くように指導しています。

 

言うことは簡単ですが、子どもたちにとっては本当に難しく、

僕も試行錯誤しながら分かりやすい質問ができればなと思います。

いずれにしても、子どもたちが問題に直面した時に、

自分で問題を解決するための「考え方(フレームワーク)」を、

小学生なりに作っていってほしいと考え、指導しています。

 

さて、話はかわりますが、次のことが学生コーチだからこそ、

子どもたちに伝えることができると思っていることです。

 

リトルは、他のクラブチームと違ってコーチの方々が

ボランティアで、また保護者の方々の多大なご協力があり、

成り立っているサッカーチームです。

子どもたちはその恩恵を受けて、

何不自由なくサッカーをすることができています。

 

ありふれた言葉ではありますが、リトルに関わってくれる

全ての方々への「感謝」の気持ちを子どもたちが表現するには、

練習や試合に全力で取り組むことしかできません。

その意味で、先週の土曜日のU10リーグの終わりに、

厳しい言葉を子どもたちに投げかけました。

どんなに格下の相手であっても全力でプレーをしなければ、

見てくれるコーチや支えてくれる保護者の方々に失礼だからです。

 

毎回練習に来て下さる高田監督をはじめとするコーチ陣の方々

他チームと連絡を取って、試合を組んで下さる代表の日浦さん

土日を潰して試合を見に来て下さる保護者の方々

 

子どもたちと同様にその恩恵を受けている

学生コーチだからこそ、僕は子どもたちに

「感謝」の気持ちを持って全力でプレーすることを、

口酸っぱく伝えています。

このことが学生コーチの最大の役割ではないかと

約2年間リトルのコーチをしてきて感じていることです。

 

最後になりましたが、改めて僕たち学生コーチを

温かく見守って下さる監督、コーチ、保護者の方々には、

本当に感謝しています。これからも何かありましたら

遠慮なくご指導頂けたらと思います。

今後ともよろしくお願い致します。